第20回あわじ感染と免疫国際フォーラム
The 20th Awaji International Forum on Infection and Immunity

ご挨拶

第20回AIFIIへようこそ!

山本 雅裕

山本 雅裕

第20回あわじ感染と免疫国際フォーラム 大会長
(大阪大学微生物病研究所/免疫学フロンティア研究センター 教授)

 第20回あわじ感染症と免疫国際フォーラム(AIFII)へのご参加を歓迎いたします。
 このフォーラムは、感染症学・免疫学分野の研究者に機会を提供するために、2001年からほぼ毎年開催されています。昨年は世界的な新型コロナウイルス感染拡大後初めて北海道にてオンライン形式で開催され盛会のうちに終わりました。今年はさらに前進し、日本からの参加者はオンサイト、海外からの参加者はオンラインとすることで、徐々に正常化へと近づける形式で開催します。
 今回は、ウイルス学、細菌学、寄生虫学の分野で世界的に著名な3名の先生をお招きし、プレナリートークをお願いしております。また、ウイルス学、細菌学、寄生虫学、免疫学の融合領域をカバーする6つのシンポジウムを開催し議論の場といたします。
 次の感染症はいつ、どこで、そして、どのようにして始まって広がっていくかわかりません。大事なことは、医学、農学、理学、獣医学、バイオインフォマティクス、薬学など多岐にわたる分野の感染症と免疫学にかかわる人材を平時から育成することにあって、今般の新型コロナウイルスのようなパンデミックへの備えを怠らないようにする必要があると強く思います。
 参加者の皆様には、大阪の会場で、あるいはオンラインで、活発な議論を楽しんでいただきたいと思います。

Masahiro Yamamoto