The 10th AIFII Report

2010年9月7日~10日の4日間、第10回あわじしま感染症・免疫フォーラムが例年通り淡路島夢舞台国際会議場で開催されました。今回は東大医科研の俣野哲朗先生を大会長とし、日米医学協力研究会エイズ専門部会(日米エイズ)・日米医学協力研究会免疫専門部会(日米免疫)の各シンポジウムとの共同開催ということもあり、2題のkeynote Lectureが企画され、Thomas F. Meyer博士とBruce Beutler博士から最先端の講演を聴くことができました。ウィルス学、細菌学、寄生虫学、免疫学の各分野から、海外12人国内14人の招待演者の講演に加えて、一般演題から選出された12題の口頭発表がプログラムのテーマに沿って組み入れられていました。いずれも非常に質の高い講演と活発な討論で会場は大いに盛り上がり、パーティーではさらに親密な雰囲気の中で討論の輪が広がっていました。240名の参加者のうち109題のポスター発表がありました。毎年恒例のトレーニングコースでは寄生虫学・細菌学・免疫学・ウィルス学の各講座に70名の参加者が集まりました。またフォーラムから旅費の援助をし、アジア各国から若手の研究者を招待していますが、今年はアフリカからの参加者を含む8名が選出されました。海外からの一般参加者は10人でその中でも韓国のチョンナム大学から7人もの参加がありました。今後海外から、多くの一般参加者が集まる魅力的なフォーラムになるよう洗練された企画を組みたいと思います。来年は札幌で開催されるIUMS 2011(International Union of Microbiological Societies)と重なるので開催を2012年に先送りすることになりました。次回の第11回は微研の松浦善治先生を大会長として開催される予定です。魅力あるフォーラムを目指して、皆様のご参加、ご協力をお願いいたします。また皆様のご感想・ご意見をお待ちしています。会期中の写真をアルバムページに掲載しておりますのでご覧下さい。

(文責 微生物病研究所 感染症学免疫学融合プログラム推進室 村上良子)


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第10回あわじしま感染症・免疫フォーラム主催:
東京大学医科学研究所、大阪大学微生物病研究所、
文部科学省科学研究費補助金特定領域研究「感染現象のマトリックス」、
東京大学グローバルCOEプログラム「ゲノム情報に基づく先端医療の教育研究拠点
― オーダーメイド医療の実現と感染症克服を目指して」
大阪大学グローバルCOEプログラム「オルガネラネットワーク医学創成プログラム」
連携融合事業(感染症国際研究センター)、(財)阪大微生物病研究会、
振興調整費(国際共同研究の推進)「アジア圏ワクチン再生統合医科学機構の構築

共催:
日本製薬団体連合会、兵庫県